イスラムの国にはクリスマスなどはありませんが、ドバイだけは別なようです。大きなショッピングモールが数多くあるドバイ、ゴージャスなホテルにも、大きなクリスマスツリーが飾られ、豪華なイルミネーションがまちを飾り、何はなくともうきうきした気分になります。12月はちょうど日本で言うと秋のような気候なので、雪などは降りません。日本人の私たちにはいまひとつぴんと来ませんが、その盛り上がり様はどこもおなじではないかと想像がつくような気がします。
しかし肝心の外国人の駐在員などは、正月の規制のため、ドバイにはいません。我が家で家族とクリスマスをいわうはずです。ドバイでクリスマスをお祝いしているのは、主に、メイドさんや下働きの外国人労働者ではないでしょうか。その日もサービスや仕事をお休みできないけれど、帰省をするよゆうがないけれど、つかの間のクリスマスをお祝いしているのかもしれません。また、日本のようなうかれ気分でクリスマスを祝うというより、教会でお祈りをささげるクリスチャンもいるでしょう。イスラムの中にありながら、不思議な光景に思えます。
旅行者がクリスマスにうかれているのはみっともない光景で避難されても仕方がないかもしれませんが、普段汗水を流して生活している外国人労働者がささやかな祈りをささげるのに目くじらをたてるひともいないでしょう。とても懐の深い、さすが人種のるつぼである貿易都市ドバイだなあと思うのです。
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