ドバイはアラブ首長国連邦(UAE)の一首長国でありながら、120万人の都市住民の約90パーセントを外国人が占めている。経済政策により積極的に開かれているため、外国人労働者、出稼ぎ者が多くを占め、中でもほとんどがインド人である。よって、宗教も、イスラム教の色合いが薄く、飲食や衣服のタブーがない自由な気風なのである。そういった雰囲気というのはどこの世界でも共通に、若者たちに好まれるのではないだろうか。たとえば、閉鎖的な地方に育った子どもが上京する夢を見るように。
通常の言語や表示されている文字、公用語もアラビア語であるが、インド人が多いのでウルドゥ語、ペルシア語なども多く会話で用いられている。英語も広く通用するという。英語が通じればなんとかなるかもという期待を持ち、旅行に行く人は多いだろう。
また、2001年より、ドバイやほかのUAEの国々へは、日本など計35国の国籍所有者は、観光ビザなしで出入国ができるようになった。パスポートのみの提示で、出入国のビザは不要であり、これも敷居を低くしている一つの要因であろう。
加えてリゾート地として、手垢の付いていない新しいイメージと、欧米にはない、中東のエキゾチックな美しさや異国情緒のようなものに人は惹かれるのかもしれない。また、石油という地球の宝の力を背景にした富や勢いの美しさにも魅力はつきない。つくづく憧れの町である。
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